ドローンマニアックス

室内フローリングでもカーぺットでもどこでも爆走できるミニ―ホバークラフトMirarobot GV160 レビュー

まず箱を開けた瞬間のスポンジinスポンジに笑ってしまいました、本体自体が見た目発泡スチロールだな～(;^ω^)とわかってしまう部分はちょっとカッコ悪いので、オレンジなら目立ちにくいかも？

全体はEPP素材発泡スチロールで構成されていてとても軽く、また衝撃を逃がす頑丈な作りです

専用コントローラーはすでに本体とbind済みのRTFなので両方の電源を入れれば即操作可能です。ここで非常に嬉しい配慮というのが、まさかのコントローラー用単三電池がセットで入ってるというサプライズ(ﾟдﾟ)！普通この手のラジコンって電池別売りなので、これはすぐにでも遊びたいユーザーへの企業努力としてはかなり良いですね(≧▽≦)さすがはMirarobot製

基本的な操作はMODE2、左スティックの前後でスロットル調整、右スティックの左右で旋回という単純なものなので、誰でも直感的に動かせるのですが・・、いざ曲がろうとした時におもしろいんですよ(￣ー￣)ﾆﾔﾘ

まず大前提として、ホバークラフトは底面に風を送り込む事で浮かび上がり、摩擦を0にしてる状態なので、スロットルを下げすぎると当然浮力は失い地面との摩擦が起きてしまいます。つまり、スロットルを下げすぎてはいけないというのが一点（重要）

次にスロットルを全開にするという事は前進の推進力が強いため、その状態で旋回操作をしても反応が鈍く、前方斜めへかっとんでいくでしょう。また、旋回操作も急激に行うと、ボディが真横→後ろ→一回転(笑)という状態で前に進んでいくだけになってしまうので注意

そのため、ホバークラフトでRCカーのドリフトのように流れるような旋回をするためには、次の2点がポイントです

コーナーへの入りも出る時も外側に膨らむので、普通ならブレーキで調整したい所ですが、摩擦0の滑ってる状態なので、下げ過ぎたら地面との摩擦で強制ストップ(笑)

そのため、かなり内側に切り込んだ姿勢で膨らむのを計算に入れて前に飛び出すという感じですね（自分が気づいたコツ）

前進のみが基本の操縦スタイル（後ろに行きたければ旋回して後ろを向く）なので、慣れない頃は障害物に突っ込んだりして、ハマってしまう事が多々(;^ω^)でもバック走行に切り替える機能がついてるので安心です。（結構多用しますｗ）

最初はフローリングの廊下で走行テストしましたが、やばいです！廊下（平らなフローリング）だと物凄い勢いでかっ飛びます。上記の動画はカーペットの上を走行して撮影してますが、廊下での速度に比べると、かなり勢いは減ってます

また路面が整ったアスファルトなら大丈夫かな？といつものロケーションの場所で走行させてみた結果、アスファルトでも遊べるのですが、浮力を確保しているボディの真下以外の障害物（小石等）には弱いので注意

FPVカメラの映像を見たらわかると思いますが、カメラの設置の高さと角度が、デフォルト絶妙な視野角をキープしてます。前から上まではっきりと映るため、ドライバー目線での操作が非常に楽しい！そして、スピード感と旋回で流れる景色が、まさに車でドリフトをしてるような爽快感を得られるのに・・まさかの実際のホバークラフトはそんなにスピードでてないという安心感があります

コントローラー下部にスマホホルダーがついてるので、スマートフォンを5.8G FPVモニターに変えるこちらのアイテムがおすすめです(≧▽≦)

>>スマートフォンを5.8G FPVモニターにする　Eachine ROTG02

※価格はセール等で変動するのでリンク先のショップを参照 通常価格：約7500円～