Banggoodトップ
gearbestセール

ドローン初心者講座 モーター温度とモーター寿命


Warning: number_format() expects parameter 1 to be float, string given in /home/tanu3/toy-drone.com/public_html/wp/wp-content/plugins/weluka/class-weluka-builder.php on line 4614
ドローンを長持ちさせるためにモーター温度について理解しておこう。またモーターは消耗品、寿命を迎える可能性があるモーターの見分け方について

モーター温度を計測する重要性

モーター温度
基本的にドローンの挙動がおかしくなる、制御できなくなる、急に墜落するの原因はほとんどがモーターが熱によって弱る、焼き切れるという事です。そのため、フライト直後にバッテリーを換装して飛ぶ時は必ずモーター温度を放熱計等で計測しましょう

連続フライト可能な理想は約25~30℃

最初の飛行後のモーター温度が25~30℃の場合、モーターにそんなに負荷がかかっていないためバッテリーを換装して連続フライトできるくらいの目安です。
またそのくらいのモーター温度に落ち着くという事は、ドローンとバッテリーの出力バランスが均等になっているという事でもあります

60℃越えたらデッドライン

飛行後のモーター温度が60℃を越えていたら絶対に連続フライトは行わない事をおすすめします。モーターが限界値に近い状態なので、インターバルを置いてモーターを冷却しないとモーターの寿命が大幅に低下してしいます。
またモーター温度が高くなってしまうケースで考えられるのは、バッテリーの出力がモーターのキャパを越えてしまっている事、モーター周りの放熱がしにくい設計が原因の場合があります

モーター寿命を判断する2つのポイント

キャリブレーションをして、トリムをして飛ばせば、ドローンはちゃんと飛ぶと思っていても、実際あれ?なんでそんな動きをする!?おかしいぞ?という状態になったらモーター寿命を疑うしかありません。悲しい事にモーターは消耗品なのです( ;∀;)
そんな残念なモーターの死期(交換時期)の見極めポイントを覚えておきましょう

ゆるやかに左右どちらかに旋回する

ただ普通にまっすぐ離陸し、左右にぶれる訳でもないのに、無操作時に左右どちらかにゆるやかに旋回してしまう現象。これが起きたら、回転し始めた方向の2つのモーターのどちらかが弱っています。
弱っているので、ただちに問題がある訳ではありませんが、いずれそこが回転しなくなって止まってしまい、コントロールを失って制御不能になる可能性があります。早急に交換しましょう

水平移動の傾きが弱い

前後左右の水平移動する際に、前進は普通なのに、後退は弱い、左は鋭く傾くのに、右は傾きが弱い。こういう状態だとモーター2つがダメになりかけているケースです
とても危険な状態で、この状態で飛行していると、飛行中に完全に制御不能に陥る可能性があります

交換するモーターの見つけ方

上記2点の現象が起き始めたらモーター交換のサイン。どのモーターが弱ってるのか判断する方法は、ドローンを手にもってスロットルを上げてプロペラを回しながら手で機体を回すように傾けます
ドローンは基本姿勢を保つようにジャイロが利くため、傾きにあわせて各モーターが回転する際、手で力加減をチェックできます。明らかに反動が弱い方向のモーターが弱っていると判断できます
また、より確実に見極める方法として、軽く離陸しない程度にスロットルを回しすぐに止めます。回転が最も早く止まったモーターが弱っているモーターです

ブラシモーターは消耗品 最初から予備を用意しよう

ブラシモーター図
※これはドローン用ではありませんがブラシモーターの仕組みとして
おもちゃの200g未満のドローン、トイクワッドコプターの多くはブラシモーターです。わかりやすく言えば、回転にブラシが接触する状態なので、高速回転、長時間になればなるほど、ブラシが消耗します。
さらに高温で熱だれによる摩耗でブラシが溶けてしまう事で、回転軸とブラシの「接点」が失われてしまいます。接点が少なくなる事で伝わる電力も弱くなる、これが4つのプロペラの回転が揃わなくなる原因です
そうなると、水平移動の制御力低下や勝手に旋回するなどの現象が起きてしまい、一度ブラシが消耗してしまえば自然に治る事はなく、あとはモーターが停止して終わりです(プロペラが回らない)

まとめ:丁寧に扱ってもモーターは消耗品 必ず交換を

おもちゃの200g未満のドローンのほとんどがブラシモーターです。従って普通に使っていてもブラシは消耗しいずれパワーダウンしていく。その予期せぬ制御不能に陥る可能性があるため、気に入ったドローンなどの場合、交換用予備モーターも用意しましょう
また少しでも寿命を長引かせたいなら、1フライトのたびにモーター温度は放熱計でしっかりとチェックして、温度が高ければ適正なインターバルをあけるようにしましょう
ちなみに、無接点式でメンテナンスフリーなブラシレスモーターというものがあるんですが( ̄▽ ̄)初心者ダメ絶対!パワーもスピードも段違いの上級者向けなので、まずはしっかりとコントロールを身に着けてからです



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください